食品トレーサビリティシステム導入事例
マグロ加工業者様のトレーサビリティシステム導入事例をご紹介いたします。
1. 機能一覧
この事例のトレーサビリティシステムは以下の全ての機能を含んでいます。
- トレーサビリティ管理機能
- 加工された全製品を箱毎に個別ID管理することで、その製品が「いつどこから入荷された原料を使用して、いつどこでか誰が加工し、いつどこにどれだけ出荷したのか」を瞬時に確認することができる機能です。
- トレーサビリティ情報公開機能
- 製品購入者がホームページや携帯サイトを通じて、その製品の原材料や原材料の原産国、加工日、加工責任者などのトレーサビリティ情報を確認できるようにするための情報公開機能です。
- 生産管理機能
- どの原材料をどれだけ投入し、どの製品をどれだけ生産するかの指示を出す機能です。歩留まり率に応じた生産管理が行えます。
- 出荷管理機能
- どの製品が、どこにどれだけ有るのかを把握している為、どの倉庫(冷凍庫)のどの棚の何番の箱から何番の箱までを何個出荷するのかの指示を出す機能です。
- 帳票発行機能
- 請求書・納品書・送り状・月毎や個別の締め日にそれぞれ帳票を発行する機能です。
- 売上日報作成機能
- 一日の売上とその原価から粗利計算を行い、日計・週計・月計・年計と計算する機能です。毎月の売り上げ目標も設定できるので、目標対が一目で分かります。
- 加工報告作成機能
- どの原材料(複数投入対応)をどれだけ投入して、どんな製品がどれだけ製造できたのかを報告する機能です。主製品や複製品、廃棄分の歩留まり率を計算します。
資材費や加工費も加味することで、精度の高い原価計算が可能です。 - 製造日報作成機能
- 一日の加工報告をまとめ、製造日報として報告します。売上日報と同様、日計・週計・月計・年計と計算します。
- 衛生責任者管理機能
- 作業開始時の加工担当者の健康状態を入力することで、各製品に担当者の健康状態が関連づけされます。
同様に清掃記録も入力され、その日の清掃状態も把握できます。 - 在庫管理機能
- 全ての工場・倉庫の在庫状況、発注状況、出荷可能製品数をリアルタイムに把握できる機能です。Webサーバーのメリットを活かし、外部からのアクセスも非常に高速です。
- 営業資料作成機能
- 各種データを自動集計し、営業資料を簡単に作成することのできる機能です。
- 利益計算シュミレーション機能
- 変動する原価に対応した製品単価を正確にはじき出し、いくらで販売するといくらの利益になるのか、という利益計算を出荷前に確認できる機能です。
- 加工予定通知機能
- 毎朝、当日の加工予定を設定したメールアドレス宛てに自動送信する機能です。
- ※ユーザー数制限なし
- システムのユーザー数によるシステム使用料金の追加はありません。どんなに社員数が増えても、全社員がこのシステムを使用できます。
- ※携帯サイト対応
- 全ての情報は携帯サイトでも確認することができます。
- ※拠点数に制限なし
- 例えば東京、埼玉、茨城にそれぞれ拠点があった場合でも同じシステムを全拠点で利用することができます。在庫数などの情報共有はリアルタイムで行われるため、拠点間のタイムラグが発生しません。
- ※自社サーバー不要
- セキュリティーの高いレンタルサーバーを使用するため、自社サーバーの設置が不要です。サーバーを管理するシステム管理者が社内にいなくても安全に安定して運用ができます。
- 受託開発のご案内
- おおとねシステムの食品トレーサビリティシステム開発の特徴、メリットなどをご案内します。
- トレーサビリティシステムとは?
- 食品トレーサビリティのそもそもの意義、弊社のトレーサビリティシステムの開発方針など。